マナカーブは右肩下がり

デュエルマスターズのビートダウンデッキ愛好家がカードを低姿勢で語るWebです。

過去に作ったデッキストック1

過去に作ったデッキをまとめておこう

デュエプレも今年の12月で5周年に突入しますね。これまでなんとかやりくりしてきたものの、流石にゲーム内のデッキリストがNDもADもパンッパンになってしまいました。ていうか空きがあったことがないですよね。

しかし、今季はバトルアリーナがAll Divisionで開催されることもあり、本格的にADのデッキ調整が必要になります。

そこで、もはやほとんど回す機会のない、思い出だけでゲームに保存しているデッキたちを、このブログにまとめておくことにしました。

ここではあまり自分で組んだという感触がない、マスターにも未到達だった、それでも消すに消せない不思議な愛着が残ったデッキ中心になります。

それではどうぞ。

ボルバロスト

2弾時にデュエプレを初めて以降、ようやくランクマッチでまともに戦えるデッキになったのが、コレ。

バロストに邪魂創生を撃ち、盤面をリセットしながらボルバル+αでトドメを狙うコントロール。預言者ファルシと邪魂創生のシナジーが楽しかった。

たまたま当たったボルバルのシークレットと通常版、勝手に4枚以上集まったバロストで戦えるデッキに仕上げられたのが思い出深い。

いざデュエプレを始めてみたは良いものの、愛着のあるカードはなかなか手に入らず、全く思い入れのないカードばかりが手元に集まってくる。実際に紙のコレクションを触媒にしても、少年時代にあれだけ愛したカードが自分には当たらない。

仕方なく、たまたま集まったカードがいつしか、第二、第三の相棒になっていく……。

あの時はまだ、それが今後5年近く続くとは、思ってもみなかったのだ。

秋の夜ナーガ

心の底から楽しみにしていた、進化V実装の5弾。

ここでついに課金するも、想像を絶するひどい引きをしてしまい本当に悲しくなってしまい、唯一、数枚集まったナーガデッキを組むことにした。

紙とは全く違うカードになったナーガだが、地味なアドの取り合いの駆け引きが面白く、ちょうど秋の季節に夜なべして作ったデッキでランクマに潜り続けたのが、デッキ名の由来となった。

この頃は大学の研究もなかなか方向性が定まらず、修了後の仕事も何も見えない不安と戦っていたのを思い出す。不安で眠れない夜、自分はランクマで戦っていたのではなく、現実から逃げていたのかもしれないな。

炎槍と水剣のサファイア

6弾環境で流行った、ドラグストライクを炎槍と水剣の裁きに巻き込み、ドローした手札からサファイアを踏み倒すというコンボ。

当時はまだデュエプレのYoutubeを調べてまで環境にのめり込んでいなかったが、このデッキにランクマで遭遇してひどく感動した。以来、少しずつYoutubeで環境デッキを調べるきっかけを与えてくれたデッキでもある。

このコンボの美しさをずっと気に入り、9弾環境くらいまで使い込んでいた。もはや裁きはバーストショットに変わり、バイオレンスサンダーまで入り込んでいる。

クイーンメイデン

実のところ、6弾環境が訪れるまでは速攻・ビート系デッキを上手に使うのが苦手だった。クイーンメイデンもまた、紙で思い入れがあるだけに使いこなしたいデッキだったが、ついにマスター到達することはできなかった。

この頃にはもうデュエプレのTwitter界隈に潜り込んでいたのだが、自分が使いこなせないクイーンメイデンで実績を残しているプレイヤーを見かけてはひどく嫉妬していたのだった。

これはデュエプレがきっかけで生まれた嫉妬心、消すに消せない自己流デッキ。その残り滓の一つとも言えるだろう。

愛着を拗らせすぎて、キリンレガシーまで入り込んでるよ。

俺のウェーブストライカー

当時のウェーブストライカーは、人によって様々な型があった。自分はマッチョメロンでビートしながらジャギラで手札を落とす戦略がお気に入りだった。

「俺の」というデッキ名は些か主語が大きすぎる気がするが、それでも良いのだ。自分なりに40枚考えて組んだウェーブストライカーなのだから。

ドルギガデスバロム

時代は一気に進み、10弾くらいの環境で密かに使っていたデッキ。メインデッキは9弾から使っていた赤白武者ドラゴンだったものの、ザンゲキマッハアーマーを獲得してからはTier1デッキになってしまい、ミラーが頻発するようになって頭を悩ませていた。

ドルバロムのフィニッシュ力は魅力的で、ランクマとシティバトルの消化と両方で活躍してくれた。


このデッキにはもう一つ裏話がある。

10弾環境ではささぼーカップチーム戦があり、そこで自分は赤白武者ドラゴンを使っていて、チームは決勝トーナメントまで進出していた。

そこで自分が敗北することになったのが、対戦相手のギガボルバ入りのドルバロムだったのだ。本当に燃える対戦で、ドルバロム着地後もザンゲキマッハアーマーからの逆転を狙っていたが、お相手が土壇場で引いたギガボルバに魂のドラコバリアーを封殺されて負けてしまった。

以来、ギガボルバには妙な感情を抱いていて、このドルバロムはずっと消えずに、デッキスロットの一部を圧迫し続けた。

ソルダリオス

8弾環境で作ったソルダリオスが切り札のアークセラフィムデッキ。回ればあのゲオルグ天門とも戦えたデッキで、これも思い入れがある。

紙では不死鳥編のハイブリッド種族が非常に好きで、ドリームメイトをはじめとした5種族が実装されたこの時期は非常に楽しめた。

ソルダリオスはあまり環境で目立った方ではなかったが、ヒャックメーやアルバトロスを入れて5色化したデッキが現れたり、愛好家の間でずっとビルディングされていたのが面白かった。

自分のこのデッキはかなりスタンダードというか、テンプレに近いはず。SNSに他にソルダリオスに愛情を注いでいて、かつ結果を出している人がいたこともあり、自分で選んだ40枚だが、どこか他人のようなデッキ……。

それは言うなれば、自分では仲が良いと思っている友達が、実際は誰かにとっての親友であるような。

ドラキリコ

キリコとNエクス、さらにリュウセイホールを組み合わせたもの。

エピソード1にあたるNエクスが台頭してきたあたりが、自分がデュエプレのカードパワーの上がり方に、本格的についていけなくなりつつあった時期かもしれない。

仕事のために東京へ向かう5時間の高速バスの中で、なんとか環境に食らいつこうとしていたのが思い出深い。

結局、マスター帯に復帰することができず、辛酸を舐めたものだ。

パワーとパワーとパワーを組み合わせたらフルパワーになるはずではないのだろうか?自分の何が間違っているのか?

自分はこれまでずっとデュエプレを続けてきたじゃないか。なのにどうして勝てない?

みんなありがとう。さようなら……。