マナカーブは右肩下がり

デュエルマスターズのビートダウンデッキ愛好家がカードを低姿勢で語るWebです。

森プレゼンツ★眠りの森のメイ様対策

眠りの森のメイ様とは?

カイザー「刃牙」やシャングリラ、ベートーヴェンなどの有名ゼニスがひしめくデュエプレ19弾。

紙でいうエピソード2期を象徴するカードが揃い踏みとなったなか、1番のダークホースとなったのは眠りの森のメイ様だろうモフ。

エピソード2でプッシュを受けたドリームメイトの切り札であり、元々のレアリティはレア。

ドリームメイトを踏み倒すシステムクリーチャーでありビートプランを支えたほか、お目覚めメイ様というエクストラウィンを目指すバージョンも用意されていたモフ。

これが初の2面を内蔵した通常のクリーチャーとして、SRで登場したモフ。


そのあまりにも愛くるしい見た目とは裏腹に、公式Twitterでの公開時から大きな話題を呼び、さらに前評判を上回るほどの暴れっぷりを環境で見せたメイ様。

おかげで19弾の能力修正筆頭候補になってしまわれたモフ。しかし、筆者としても思い入れのあるカードが、デュエプレの黒歴史として名を刻んでしまうのは悲しいので、この記事では眠りの森のメイ様の対策をはじめとして、環境への役割などを考察していくことにしたモフ。


申し遅れたモフ。






ボクは愛くるしい森の住民、ポムポムブリンクだモフ。

愛用のデッキはドリームメイトで、日夜この可愛らしいデッキでランクマッチに潜っているモフ。

よろしくモフ☆


なお、今回はドリームメイトを研究するDiscordサーバー「_森_」の住民にも協力を仰いだモフ。

19弾ライオネルカップでドリームメイトで最終入りを成し遂げたメンバーもいて、我らがメイ様への解像度はかなり高いと思われるモフ。

以下、この記事はポムポムブリンクと愛くるしい_森_の住民たちの提供でお送りするモフ。

もくじ

メイ様の強み

ざっくり言えば、4コスト面と1コスト面をうまく使い分けることにより、最速で3ターン目からの踏み倒し/マナブーストを行えるところモフ。

そして、先攻でゲームで開始した場合にそれを妨害する手段が限られていること。

19弾のデュエプレがビッグマナ優位の環境であること。

運で先攻をとり、運でメイ様を先に出した方が圧倒的にゲームを優位に進めることができてしまうモフ。




メイ様最強の動きが、先攻1ターン目でお目覚めメイ様を召喚し、2ターン目で攻撃して眠り、3ターン目からブーストを始める通称「先1メイ様」。

恒久的にマナブーストを続けるシステムクリーチャーが3ターン目に用意できることが、メイ様の今までにない強みモフ。

それにより、場のクリーチャーでマナブーストしながら手札からもアクションを起こせるという、序盤に莫大なテンポアドバンテージを稼ぎだすモフ。


そしてこの動きが最も問題視されているのは、「相手の先1メイ様を防ぐ手段があまりにも限られている」という点にあるモフ。

事実、メイ様を19弾のカードプールで対策しようとすると、1:1交換に持ち込める手段はなかなか少ない。対面のデッキ構築を歪める力があり、かつそれでも有効札となりにくいモフ。

対策手段はこの記事で後ほど述べるモフが、これによりしばしば理不尽なゲームメイクをしてしまうというのが、メイ様の修正を求むプレイヤーの声モフ。


しかし、それは本当にそうだろうモフか。

メイ様の弱み

最強の動きである先1メイ様を安定して実現するためには、デッキにメイ様4枚に加え、1ターン目にマナ置きする自然単色マナ1枚を初手で引く必要があるモフ。

それをランクマで実現するための指針として、だいたい40%ほどの確率を目指してメイ様4枚に加え自然単色18枚を積むことが多いモフ。

これはメイ様のためにデッキ半分を捧げているのと同義モフ。

(自然単色8枚で27%ほど、12枚で34%くらいになるので、そこを目指した構築もあるモフ)


そうなってくると、デッキの枠がかなり絞られるモフ。マナブーストで召喚する切り札やシールドトリガーを搭載していった結果、ドローソースが切られることが多い。マナが貯まっていれば、デッキトップから引くだけで解決できるパワーカードがエピソード2には多く存在するからモフね。

とはいえ、状況に応じて必要なカードを都合よく引けるのか、それもまた運勝負であり、ドローソースに頼れない場合は数ターンのスキップも起こってくるモフ。

マナがあってもドローソースを積みにくい。これもメイ様を搭載した場合の弱点の一つだと言えるモフ。


汎用2コストブースト札に対して、腐る場面が圧倒的に多い点も見逃せないモフ。

例えば相手が青入りだった場合、バウンスで返されることを考えるとメイ様は2ターン目以降引いても意味がないカードモフが、フェアリーライフは2ターン目に引いても強い。これは非常に大きいデメリットモフ。

対策手段

さて、メイ様本体の性能に関して振り返ったところで、ここからは具体的な対策手段を考察するモフ。

メイ様本体への対策はいくつもあるモフが、その中での2:1交換まで持ち込めるものをピックアップしたモフ。

アドバンテージの計算だけなら損をしてしまう取引モフ。でも、そもそも現在のデュエプレで1:1交換はもはや通用しないと言って良いモフ。

問題はメイ様が稼ぐアドが、後半の取り返しようのない展開につながっていることモフ。

(メイ様が最新弾のカードであり、そもそも現カードプールで最も良い効果をしていても不思議ではないモフ)。

そしてそれは、逆にいえばメイ様自体に不利なアドの交換を強いられても、その後の展開次第で取り返せることがわかってきていることを表すモフ。


ということで、2:1交換までを具体的な対策手段として候補に挙げることにしたモフ。

1コストブロッカー

眠りの森のメイ様が稼ぐのはテンポアドバンテージであり、それを活かすには1コストのお目覚めメイ様の状態で召喚するのが最も効果的モフ。

お目覚めメイ様が眠りの森のメイ様に変身するには一度相手プレイヤーへの直接攻撃を通す必要があり、それを最速で止めることができる1コストブロッカーの価値が上がったモフ。


1ターン目から「お互いドローできるか」の勝負になるモフ。

ただし、1コストブロッカー側は「相手がメイ様を出してきたら出す」後出しで良い。また後攻であるためメイ様よりもドローできる確率が5%高いことも忘れてはいけないモフ。


1コストブロッカーはどのデッキに入るわけでもなく、ただメイ様対策のためだけにデッキに増やしては、逆にデッキ構築を縛られてしまうモフ。

「1ターン目からメイ様をブロックする」以外の役割を与えられるかどうかが、デッキビルダーの腕の見せ所モフね。

リキッドピープルのアクアガードや、黒入り速攻のボーンスライムは、そうしたメイ様を止める以外の役割を持てている典型例だと思うモフ。

他には、赤白速攻の預言者シュウはオリジンの進化元・ミラー対策としての役割があったりするモフ。

2コストブースト+ドンドン吸い込むナウ

特にメイ様に限った対策ではないけど、現在のデュエプレにおいてあまりにも有効な動きモフ。

主なブースト手段がガチンコルーレットやメンデルスゾーンだった紙では1手遅れてしまう行動だけど、メイ様はクリーチャーであるおかげでドンドン吸い込むナウが非常に刺さるモフ。

3ターン目にバウンスしてしまえば、相手のデッキの4枚積みのメイ様がほとんど腐ることを考えると、あまりにも強いモフ。

キクチ師範代・ジェットドリル

3コストの置きメタクリーチャー、特にキクチ師範代は19弾で明らかにメイ様を意識したカードモフ。

キクチ師範代もジェットドリルも、眠りの森のメイ様のマナブーストを止めることができ、さらに前者はドリームメイトの踏み倒しも防げるモフ。


どちらもメタを張ることが役割であり、環境によって効果が左右されるモフ。

また、バトルゾーンに出すタイミングは大抵早出しが求められる。早いタイミングで引けなければ、そのままデッキで腐ってしまうモフ。

とはいえ、3コストクリーチャーを先攻3ターン目までにドローできる確率はだいたい60%で、環境の先1メイ様がだいたい40%モフ。

確率的な要求値は、メイ様より低いモフね。

各種ハンデスカード

先に出されたメイ様を、引けるかどうかわからないメタカードで対策してデッキパワーを下げたくない。

なら、使う手札を狩れば良い……という発想モフ。

上記で触れたように、メイ様を安定させれば手札が薄くなりがりであり、そこをハンデスできれば数ターンの間優位に立てるモフ。

ランクマッチでも比較的早い段階でガチンコジョーカーが入ったデッキが登場したり、闇エンジェルコマンドのオレオレダークネスは非常に注目されたモフね。


ビッグマナ環境ではハンデスの通りが良いが、かといってハンデスだけで満足しては勝負には勝てないモフ。

動きが止まった相手をすぐに倒せるだけの、自分の動きを通す力があることが前提になっていることを忘れてはいけないモフ。

サイバー・N・ワールド

19弾前期では採用率を落としたNワールドだけど、実はメイ様をデッキに入れる上では注意すべきカードの一つモフ。

それはビッグマナ同士のミラーになった場合、メイ様はNワールドでリセットしてもブースト札になり得ない、という点モフ。

フェアリーライフ等2コストブーストであれば、Nワールドからの復帰でさらにマナを伸ばすことができるモフ。

でも、メイ様は場にタップインするため、Nワールドが出る頃にはほぼバトルゾーンで生き残ることができないモフ。


メイ様と2コストブーストの差別化を意識するとしたら、これはかなり大きなポイントになるはずモフ。

アタックトリガー

メイ様は常時タップ状態なため、アタックトリガーの絶好の的モフ。

これまではアタックトリガーであるゆえに、シールドを攻撃して結局アドを稼げないカードがこれまで多くいたモフ。それらのカードにとって、ずっとお腹を見せて寝ているメイ様は格好の餌食であるモフ。

バルガライゾウ、MRC、パンダネルラ、トラマルGGG、ガロウズゴクドラゴンなど、アタックトリガーで割るシールドから逆転されるカードにとって、メイ様はかなりありがたい存在かもしれないモフ。

サバンナでは絶対にお腹を見せてはいけないモフ。

バトル

アカシックサードにとっては、先1メイ様は非常に美味しいモフ。多少出遅れてアドを稼がれても、アカシックサードから変換できるクリーチャーはそれらを巻き返す力があるモフ。実際、ライオネルカップではアカシックサードのデッキが最終入りしてるのをボクはみたモフ。

また紅蓮刃や時空ボルシャックにとっても良い的モフ。

メイ様は自分でバトルゾーンから退かすのがなかなか難しい(それはデッキ18枚が自然単色に縛られていることに起因する)モフ。

紅蓮刃や時空ボルシャックは採用率が下がってきているけど、出されれば間違いなく困るカードモフ。

これらはアカシックサードとかなり相性が良く、同じデッキで共存することも可能モフ。

フリーズ

ダイイングメッセージなどのフリーズ能力はターン開始時にアンタップできなくなる効果のため、メイ様の動きが1ターン止まるモフ。

フリーズさせる側に、この止まった1ターンを有効活用できるギミックが欲しいところモフ。


特にダイイングメッセージは19弾光デーモンコマンドで、その制圧力を遺憾無く発揮しているモフ。

ユッパールは1コストブロッカーのラ・ウラ・ギガと同じガーディアン。

アザースは非常に軽量で先1メイ様に間に合い、グレートメカオーとしてピラミリオンから確実に展開できるモフ。

マジェスティックスターは継続的にメイ様を止め続けることができ、サイバーロードとライトブリンガーは軽量ブロッカーも豊富モフね。

オールイエス

紙のエピソード2環境で猛威を振るった至宝オールイエスも、メイ様にかなり相性が良いモフ。

どんなクリーチャーもメイ様を倒せるようになり、さらに薄くなりがちな手札をハンデスできるようになるモフ。

これをキクチ師範代やジェットドリルにクロスすることで、メタクリーチャーにも役割を与えることができてしまうモフ。


問題はオールイエスを引くことができるかと、オールイエスでは対処しきれないサイズの大型クリーチャーがそもそも環境に多いというところモフか。

紙で強力なデッキだったけど、デュエプレでは爪痕を残せるか?プレイヤー次第モフね。

低コストクリーチャー

低コストに注目すれば、メイ様と相打ちできるクリーチャーは意外といるモフ。

それぞれ自分の動きを無視せずに、「ついでにメイ様も倒せる」くらいの役割が持てれば良いと思うモフ。

ここでは3ターン目にメイ様を処理し得るクリーチャーをピックアップしてみたモフ。

軽量進化クリーチャー

こちらは進化クリーチャー。シンプルに3ターン目にメイ様を処理できるものをピックアップしたモフが、それぞれ得られるアドバンテージに差があるモフ。

特にダイヤモンドブリザードはメイ様と相打ちしても、失った自分のアドを取り戻せるモフ。

アスティマートに至ってはメイ様の苦手なバウンス+1ドローで、ほぼほぼ損をせずに処理ができるモフ。

グライスメジキューラやクイーンメイデンなど、かなり古い進化クリーチャーもここ最近で有力な進化元が実装されており、評価を見直すのも面白いかもしれないモフ。

メイ様の役割

ここまでメイ様対策を見てきた中で、何か気づいたことはないモフか?


そう、メイ様自体の対策手段は実はけっこうあるモフ。これはメイ様がクリーチャーだからモフ。

しかし、多くが環境で注目されないのはなぜモフか。

それは、マナブーストで出てくる後続の大型の対策にならないからモフ。

オールイエスも、速攻の5000ラインも、キクチ師範代も、アタックトリガーも、ビッグマナのデッキトップから放たれる大型クリーチャーが全てそれまでのアドバンテージの取り合いをひっくり返してしまうため、現実的な対抗手段にならないモフね。


これが紙のエピソード2なら、どうだったモフか。

紙のエピソード2も大型クリーチャーが主役となり暴れ回ったけど、あれは何が要因だったモフか。

それは、ガチンコルーレットやセブンスタワー、果てはミラクルのミステリーの扉などの「呪文」によってモフ。

先攻でより良質なマナブースト札を引いてのブースト合戦、もしくは呪文ガチャには介入の余地があまりになく、それらはやがて殿堂入りすることになったモフ。


これがメイ様ならどうモフか。

メイ様はクリーチャーであることにより、強烈な上振れ性能によって、構築を制限させつつ上記殿堂呪文に引けを取らない動きを実現しているモフ。

呪文と違うのは、これまでカードプールに沈んでいた低コストカードたちに採用の機会を与えながら悪役を担っているところモフ。


もしメイ様の能力にナーフが入ったところで、その役割はブースト呪文が取って代わると思うモフ。

紙でブースト呪文を抑制した実績があり、かつデュエプレにいるのはバトウショルダーとゴーゴンシャックくらいモフ。

先攻ライフゲーに戻り、1~4コスト帯はブースト合戦になり、それらのコスト帯のクリーチャーたちはまたカードプールで眠ることになる気がするモフ……。

メイ様は悪役で終わるのか?

最近読んだ森の便り(note)で印象に残っている文章があるモフ。

あるいんさんのこちらのnoteを引用させていただくモフ。

【デュエプレ】ライオネルカップ活動記録と雑語り
今まで1ターン目にゲームを決定づけることは1コストクリーチャーを入れた速攻、あるいは前寄せビートといったアーキタイプの特権であった。しかし、メイ様の登場によりビッグマナ系のデッキもその権利を得てしまった。

メイ様はせっかく速攻や前寄せビートダウンに活躍の機会を与えているのに、結局ビッグマナが恩恵を総取りする形になってしまっているから、メイ様にヘイトが向いてしまっている、という視点に気付かされたモフ。

メイ様には、これまでマナブーストでスキップされてきた1~4ターン目に、アドバンテージの取り合いを復活させられる可能性があるモフ。

そして眠っていた1~4コスト帯のカードに、再び活躍の機会が与えられるモフ。


エピソード2はビッグマナをプッシュするシリーズであるので、この点は仕方がないのかもしれないモフ。

またメイ様は最新弾のカードであるため、どうしても対策手段に限られているのは仕方がないことなのかもしれないモフ。

今後増加するカードプールによっては、メイ様で1~4ターン目の駆け引きが復活したこれまでとは別の環境がくるかもしれないモフ。


17弾ではリュウセイホール、サイバーNワールドによってビートダウンが抑制され、高コスト帯に活躍の機会が与えられたモフ。が、試合時間が20分を越すのも普通という課題ができたモフね。

18弾ではメンチやアナカラーザビミラが登場し、高コスト帯のやり取りが非常に濃密になったモフ。でも、低コスト帯は2コストブースト札の投げ合いがメインだったモフ。

そしてビッグマナ環境を締めくくる19弾で、高コスト帯に華を持たせつつも、今後の展開によっては低コスト帯にも駆け引きの余地を生むという役割を、眠りの森のメイ様は与えられたのではないだろうモフか?


エピソード2ビッグマナ環境が過ぎれば、次はビート、墓地ソース、ワンショットなどが控えたエピソード3がやってくるモフ。さらにその次は単色デッキ押しのドラゴンサーガが待っているモフ。

それらを前にしてもメイ様入りのビッグマナが環境から揺るがないなら、ナーフも止むを得ないかもしれないモフ。でも、果たしてそうだろうモフか。

最後に、この記事の執筆に協力してくれた森の仲間に感謝するモフ。

この記事のメイ様対策は大部分が森の住民のアイデアモフ。

森の仲間にメイ様対策を聞いてみたら、めちゃくちゃ返事が返ってきてびっくりしたモフ。

それも

など、妙に殺意高いアイデアがどんどん寄せられたモフ。とても全部は書き切れなかったモフ(過去に何があったモフ?)

みんないつもありがとうモフ!

森で構築の相談をしたり、ホ○ライブの推しの話したり、些細な出来事にリアクションもらったり、おかげでデュエプレを楽しめてるモフ。

今度森のみんなでルムマしようモフ。

ここまでご覧いただきありがとうございますモフ。

今回はメイ様を長くたくさん使うために、あえて森のみんなでメイ様対策を話し合ったモフ。

眠りの森のメイ様がデュエプレに与えたインパクトは非常に大きいけど、プレイヤーのカードプールの開拓が進めば、きっとナーフ必須のカードにはならないと思ってるモフ。

メイ様とリバイバルされたドリームメイトが、またボクらの思い出に良い意味で残ることを願ってるモフ。


可愛げの塊 ポムポムブリンク